球技スポーツでボールを受け損なった時や、転倒して手をついたときに発生する指の関節周辺のけがの総称で、靭帯損傷、腱損傷、脱臼、軟骨損傷、骨折などを含みます。
引っ張ると良いと聞くこともありますが、神経損傷など余計悪化してしまう大変危険な行為なので、氷水でしっかり冷やして、なるべく指を動かさないようにして来院されることをおすすめします。
腱の周囲を覆う腱鞘の炎症のことを指します。
腱鞘炎の原因の多くは手首や指の使い過ぎといわれ、腱と腱鞘の摩擦が一時的に集中することで腱鞘に炎症が生じます。
症状としては、患部の痛みと腫れがあり、患部の動かしづらさなどがあります。
腱鞘炎を予防するには、手首や指の酷使をしないことが一番ですが、電気治療やストレッチで周辺の筋肉を緩めることも予防のひとつです。
手首の手のひら側にある骨と靭帯の中にある神経が慢性的な圧迫を受けてしびれや痛み、運動障害を起こす病気です。
手の過度の使用、妊娠によるむくみ、骨折や腫瘤などの原因が挙げられます。
初めは人差し指、中指を中心に親指と薬指の親指側にしびれと痛みが起こります。
これらの症状は朝、目を覚ました時に強く、ひどいときは夜間睡眠中に痛みやしびれで目が覚めます。この時に手を振ることで楽になります。
特に高齢女性が転んで手のひらをついたり、自転車やバイクで転んだりした時に、前腕の骨である橈骨が手首のところ(遠位端)で折れる骨折です。
手首周辺に強い痛みや腫れ、フォーク状の変形がでます。
骨折の応急手当
※副木には、骨折部分の大きさに合った物を運び、木片や簡易副木、やわらかい緩衝材や三角巾などで包んで使います。
整骨院では初回の応急処置以外の施術に関しては、医師に同意をもらわなくては患部に施術ができません。
同意してもらうには、患者さんが許可を医師から得てください。
その内容は口頭や電話口でもかまいません。許可してもらったら病院と医師名を教えていただければ整骨院で施術を受けることができます。